駿河観音霊場
駿河の国には千年の古を今に伝える霊場巡り「駿河七観音」がございます。
増善寺は駿河七観音の第二番札所であり 千手観世音菩薩様をお祀りしています。
【 起 源 】
駿河七観音の起源は行基菩薩と聖武天皇にまつわっており、今に伝わる『駿河雑志』にその起源が記されています。
聖武天皇が病にて臥せっていらした時、行基菩薩は夢にてお告げを受けました。
「駿河の山中にある楠木の巨木によって七体の観音様を刻み聖地とする事で、必ず聖武天皇の病は平癒する」
このお告げのもとに刻まれた七つの観音様をお祀りする聖地が、いまの駿河七観音です。
また、この駿河七観音が起源となり、のちに駿河三十三観音霊場も誕生しました。
これら観音信仰は鎌倉時代頃から始まったと考えられ、
室町時代に入ると今川氏の盛んな観音信仰と結びつき、信仰を集めました。
駿河七観音霊場は下記の寺院で構成されています。
ぜひ歴史と文化に満ち溢れた駿河七観音を巡礼してみてください。
【 駿河七観音霊場 一覧 】
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曹洞宗 慈悲山 増善寺
住所 :〒420-0866 静岡県静岡市葵区慈悲尾302
電話 : 054(278)6333
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